2007年 千葉〜直江津 TRY360
0時30分
ああ起きなくては・・。えー、まずはグリコエキストラブースターを9粒飲んで・・・。この間出勤日に試しに6粒飲んだけど、いつも通り会議中寝てしまったので今回は9粒。寝不足もこれで回避出来るかな。集団走行だから眠さで足引っ張ってはイケナイのでそれが心配。

あとグリコのCCDドリンク、ボトルに作って、グリコBCAA顆粒スティック飲んで・・・。BCAAはこの間一袋飲んで、やっぱりムセて周り中白い粉だらけにして、がふっ!・・・、ああ!やっぱ慣れない!どうやって飲むのが正しいのだ?
(しかしこのBCAAが大正解だったのだ)
あれ?、トイレの大(ダイナミック)が出ない。ちょっとしか出ない。ステーキ弁当がお腹の中で自己主張しています。ユニフォーム着て、メット、サングラス、お金、携帯、うお!もう1時30分だ!急がねば!

GIRO着が1時40分。わぁ!もう皆集まっている。怪しい青い集団だ!俺も含めて中年率高し!でもみんな遠足前みたいな高揚感。本当に遠足前だもんね。
名簿もらって、地図もらって、記念写真とって、チーム毎に集合。ココで本日のメンバーの皆さんとご挨拶。

僕らは軽井沢Cチーム。リーダーは鉄人Y沢さん(LOOK)。さくら組隊長のY岡さん(LOOK)。「ヒザがやばいんだよ」のMORIさん(ANCHOR)。こんな風に年を取りたいナイスジーN岡さん(TREK)。イケメンI藤さん(SCOTT)。とりあえず6人で、あともう御一方T葉さんが来ません。
でも出発時間なのでみんな一斉にGOです。30人位が一斉に夜中2時に走り出します。
360km走るという不安や心配は、なんだか皆さんとバタバタ走り出している間に気にする暇もなくなっていました。

かなりユックリなスピードでY沢リーダーは進みます。時速25km位。しかしこれが実は抜群のペース配分なのだと初

参加の僕が気付くのは軽井沢辺りの事なのであった。
抜かされた軽井沢Aチームが荷崩れで止まっている間に追い越したり、ことごとく信号で捕まったりして1時間走ってもまだやっと千葉を出ます、くらいのスローペースです。

で、新小岩の公園でトイレタイム。ここが多分1時間30分走行後。その後、多分錦糸町辺りでもう一人合流。N島さんです。大人の財力で超軽量バイク(ヒルクラ用SCOTT)に超軽量パーツ(ゼログラビティ等)をおごり、その分自らの重量を容認する愉快な人です。
その後、それほど信号に捕まることなく蔵前通りを西へ。17号に合流して、すぐに254号線へ左折します。このあたりで朝です。ライトが無くても周りが見えるようになって来ました。薄曇りっぽいかな?

でもピーカンより良いな。と思いながら走っていると六又陸橋で高速道路のような所に入り込んで行きます。朝4時だというのに車がガンガン通ります。ちょっと恐怖。高速で合流してくる自動車と軽くバトル。でもチャンと正しい254号線なのでした。

淡々と走りつづけで川越のセブンイレブン着が5時38分。

なんか良いペースだそうです。5時55分に出発とリーダーからお達し。
水とサンドイッチを購入して、まずは腹ごしらえ。おおBCAA飲まねば!この粉末が・・・ぼふっ!ああ!又白い粉を噴出してしまいました。セブンイレブン様、朝から入り口汚してすみません。あとCCDドリンク作って、ストレッチして、休憩も忙しい。
少し遅れて軽井沢A、Bチームも到着です。
休憩の仕方も素人なので、何をすべきかよく分からず、日焼け止め塗って、バンダナを後頭部日焼け対策に巻いてバタバタ出発したのは6時でした。

そのまま254号線を北上します。この辺りから道が広くなりだして、追い風に乗って、心拍もそれほど上げずに33Km位で巡航できます。

と、ここでトラブル。MORIさんの前輪がスローパンク。「ヒザがそろそろヤバイかも」と休憩の時も言ってた事もあり、一応ココでリタイアです。残念!チューブラー交換して帰れましたでしょうか?

又6人になったCチームは、更に先へと進みます。
ずっと先頭は鉄人リーダーが引き続けます。ありがたいです。次に超軽量バイクN島さん、ナイスジーN岡さん、イケメンI藤さん、俺、さくら組隊長Y岡さんがシンガリを抑えてくださいます。

東松山に入った辺りでN島さんが「ダイナミックタイム!」コール!便乗して俺も「ダイナミックっす!」トイレ待ちは時間が勿体ないので、自分はひとつ先のスリーエフへ。ちょっとすっきり。時間は丁度7時です。
コンビニで水を買って出ると丁度皆様と合流、そのまま走り出します。

ああ、ずっと自転車で走っていられるのって幸せだなあ。。と気持ちよく走ります。丸一日自分の好きな事が出来るなんて、家族に感謝です。
道すがらの交番で朝も早くからお巡りさんがいたので「おはようございます」と、さわやかに挨拶。「おはよう」と挨拶を返してくれました。自転車乗りに良い印象を持ってくれるといいなぁ。

いつのまにか407号線に入ってそのままグングン北上。荒川大橋を越えて17号線に合流するので左折します。
前走者のすぐ右後ろを走るN島さんが道路側に出過ぎるという事で、何度もY岡さんに注意を受けていたのが面白かった。

気温も上がってきて、走っていると気にならないけど今日はかなり暑くなりそうな予感。

途中で水を落としたり、「肩こってきて頭痛い」等と話しながら走っていると高崎のセブンイレブン到着。135km。
大休憩です。30分休んで9時40分出発との鉄人からお達し。ココでは冷やし中華ピーナッツパン、水を購入。軽井沢Bチームも到着です。が、Aチームは通り過ぎて行ってしまいました。愉快なガンちゃんのお話など聞きながら、相変わらずバタバタCCD作ったり、BCAA(少し慣れてきました)飲んだりして慌しく休憩終わりです。

ココで更にがっつり日焼け止めを塗りました。さっき日焼け止め塗ったのですが、汗で流れてしまうらしく腕なんかはヒリヒリしています。N島さんにも仲良く分けてあげます。
さらに左ひざに消炎薬を塗ります。2週間前にロード用のSPD、シューズで走った時にヒザを痛めてしまったのです。昔、左足を複雑骨折してそれ以降変な癖がついてしまっているようで、屈伸が少しねじれているのだと思います。

イケメンI藤さんにその話をすると「足の稼動範囲が広いからTIMEが良いですよ。」とのお話。むむっ!小遣い制の中からノーマルホイールの交換を目指してコツコツ貯金しているわけですが、TIMEかぁ・・・。なんか高そう。

出発際に凍らしたアクエリアスを買ってジャージのポッケに入れて走りましたが、これが気持ちよかったです。ftkentさんという方の以前のレポートに凍らしたアクエリアスの事が書いてあって見習いました。背中は涼しいし、飲んでも冷たくて美味しい。大正解です。この後も休憩の度に買い続けました。
N島さんがN岡さんに「バンダナが首の日除けになっていないよ」と指摘されて皆に弄られてるのが微笑ましかったです。N島さんイイ味出してます。

その後気温はガンガンと上がって来ます。隊長Y岡さんから「体に水掛けながら走ると水冷になって気持ち良いぞ」とアドバイスを受け、水を掛けます。なるほど気持ちいい。熱射病対策にもなります。

1時間ほど走った頃にN岡さんが少し遅れ出しました。すかさず鉄人Y沢リーダーが休憩を取ります。安中市のデイリーです。N岡さんのバイクに付いている温度計を見てビックリ!36度!そりゃ調子悪くなるね。N岡さんもちょっと熱射病っぽかったそうです。リーダーの早めの的確な判断!さすがです!(全然気付かなかった)
しばらくして合流したBチームの人からも熱射病で休んでいる人がいると聞いて「気をつけなければ」と自戒するのでした。

でも、こうした休憩で僕のバイクのスケールが何気に大きいとか、コンチのタイヤは硬いとか、そんな自転車話が出来るのも幸せです。

ナイスジーN岡さんと、N岡さんをフォローして下さる鉄人Y沢さん2人に先行して、自分たち4人は横川の釜飯屋を目指します。11時10分出発。
イケメンI藤さんを見習って、ココからは気を付けて早めに体や頭に水を掛けながら走ります。

横川の釜飯屋は観光客で賑わっていました。170km。そこに軽井沢AチームのN山さんを発見!輪行の準備中でした。N山さんとは何回か練習でもお会いし、初参加同士でひそかに「頑張りましょう」とエールを送り合っていた方でした。聞くと1週間前にヒザの問題が発覚。ご自分で限界と判断しリタイアを選択されたとの事。正解だと思います。TRY360はまだ毎年ありますから、ヒザを養生させて楽しく自転車に乗り続けることが大切です。また来年頑張りましょう。

横川では何気に大休憩になりました。Y岡さんもおにぎり等食べています。イケメンI藤さんと釜飯の大きなパネルの前で記念写真取ったりしてスッカリ観光客です。
親切にもトイレの水がお湯でした。僕ら自転車野郎は冷たい水で頭冷やしたかったのに、沢山お金を落としていくクーラーガンガンの車での来店客優先ですよね。そりゃそうだ。


少し曇り気味の長野側に向けて横川を出発したのは12時10分頃。N島さんが5分先行して出発しています。ナイスジーN岡さんとフォローの鉄人はユックリ行くという事で、Y岡さん、イケメンI藤さんと3人で碓氷峠旧道を登ります。
鉄オタの聖地「鉄道文化村」を右手に見えてきます。ココでイケメンI藤さんが昔鉄オタだったことをカミングアウト。運転手になりたかったそうです。ワハハ。
峠を登り出しますが、Y岡さんのペースメイクで12Km/H位のユックリスピードで登ります。この時速をキープして登る事が大切なのだそうです。
話をしながら登っていると、曇っていた空も、又晴れてきました。木陰が涼しいです。

途中、単独で休んでいた軽井沢AチームのS口さんを抜きます。S口さんも初参加組です。「マイペースで!」と声を掛けて通り過ぎます。

個人的に、この碓氷峠旧道は、今まで自転車に乗ってきた中でトップ5に入る位、気持ちよい時間でした。今思い出してもウットリします。車は通らないし、木陰を通る風は気持ち良いし、170Km走って来た後の峠なのに足もクルクル回ります。なんでだ?
BCAAのお陰か、攣りやすい体質の僕の足もなんか大丈夫っぽいです。

有名な「碓氷橋」で3人で記念写真を撮ったり、先行する2人の走行している姿を動画で撮影したりしてすっかり楽しいツーリングです。

峠を通る風は本当に気持ち良く、「カナカナカナ・・・」とヒグラシやセミが鳴き、「今まで暑い中を走ってきたご褒美だー!!ワーイ夏休みだぁー!」と叫びながら夏の軽井沢を目指して登ります。140個目のカーブあたりでN島さんを抜きました。

197個のカーブの数字看板を終えると峠は終わり。頂上では観光のオバサマに「頑張ってください!すごいです!」と応援され「どうもー!」と爽やかに返します。ふふ、全然大変ではないです。本当に気持ちイイですよ。

軽井沢ローソン着は13時40分です。191km。

ここではシラスオロシソバ、豆大福、薄皮クリームパンを購入。鉄人たちを待ちます。先に休んでいたAチームの皆さんも良いペースだそうで、K林さんから言われた「軽井沢まで来れば完走したも同然」というウソを真に受けてしまい「ああもう楽勝だな。」等と、後で考えるとトンでもない勘違いをしていた平和な軽井沢の午後でした。

目を見張るような美人がコンビニの前を通って行き、Y岡さんと「おおおー」とガン見したりしていると、N岡さん、鉄人Y沢さん到着。N岡さんは峠の頂上のオバサマから梅をもらったそうです。

たっぷり休んで14時30分頃出発。休憩中爆睡していたN島さんが中々支度出来ないので「おーそーいー」とリーダーに怒られていて面白かったです。

出発後、ナイスジーN岡さんが足攣ってしまったらしく遅れ出します。隊長Y岡さんがフォローして下さるので4人は先を急ぎます。
ココから上田に向けてはアウタートップのガンガン下り。向かい風ですが60km/h近いスピードで踏み続けます。
実は上田に仕事で住んでいた事もある私ですが、軽井沢からこんなに下っていたなんて自転車に乗っていなかった当時は気付かなかったですね。

Mr.Gから「180cm位の体格で軽量バイクの人はこの辺りの坂で共振してコントロールが利かなくなることがあるから気を付けて」と言っていたので、密かに恐怖だったのですが、全然大丈夫でした。TREKだからか?
小諸辺りで、ちょっと頭が痛くなりました。「やべ!水掛けるの忘れてた!」ちょい脱水か?下り基調で体が楽だったので、日差しはまだ強い事を忘れていました。あわてて頭や体、足に水を掛けます。車で走っている一般の人からは異様な光景ですよね。「水掛ながら走るか?普通?休めばいいじゃん」なんてワゴンRの茶髪の女の子なんかには思われているんだろうな。

上田のセブン国分寺店到着は16時。230km。その後Bチームと一緒に隊長Y岡さんも到着します。ナイスジーN岡さんはマイペースで来るそうで先行したとの事です。待っているとナイスジーN岡さんも到着。でもN岡さんは無理せずココから直江津まで輪行でワープです。この暑さで上田まで、立派でした。

軽量バイクN島さんも、まさか上田まで来れるとは思っていなかったらしく、「電車で帰ろうかなぁ」と言っているのを「行けちゃいますよ。直江津」等とけしかけて直江津目指すことになりました。

上田セブンイレブンは16時55分出発。少し遅れ気味ということで先を急ぎます。車の子供達にピースサインやら返したり、「上田わっしょい」の準備中の人々を横目に坂城町、更埴と走ります。向かい風なのに38km/h位で走ります。さらに先頭を交代したイケメンI藤さんが鬼引きします。どうにか付いていけるから楽しいー!たまらずN島さんが「ペースダウン!」コール。後ろから見て一生懸命頑張るN島さんが面白かったです。

長野のセブンイレブン屋代団地店到着は17時40分。247km。ここから先はあまりコンビニが無いと言う事で補給に励みます。BCAA顆粒にも慣れました。3口で飲み込みます。このお陰でまだ足を攣らずに済んでいます。最後の100kmの為にエキストラブースターを飲みます。そう言えば殆ど寝てないのに眠くないなぁ。この興奮剤のお陰かな。
ツナマヨおにぎりを食べて、もう一個おむすび食べます。あんまりお腹空いてないけどハンガーノックは怖いので出来るだけ頑張って食べます。遅れてBチームも集団列車で到着。ガンちゃんも元気です。

鉄人、N島さん、イケメンI藤さんと4人で先に出発します。長野市内に入ると日も暮れて来てライトオン!

鉄人Y沢さんがN島さんに自分のライトを一つ付けてあげる為に一旦停止。
暫く走った後に初めて先頭を引かしてもらいます。31km/h位で引きます。Mr.Gの教え通り、出来るだけ立ち上がりはユックリで。先頭はやはり疲れます。鉄人Y沢さんは凄いです。

暫くでI藤さんに交代します。しかし緩やかな登りでもイーブンスピードで走るI藤さんにN島さんが遅れ出します。後ろを走っていた僕が「スローダウン!」とI藤さんに叫んでも聞こえない位離れてしまいました。で、N島さんの前に出て引きながらI藤さん、Y沢さんを追い駆けます。ちょっとココで足が売り切れてしまいました。

ココからは再びY沢さんのペースメイクです。長野市を抜けてアップルラインに入り、少しづつ登り出します。山間に入ってくると、丁度、日もとっぷり暮れて、本当に真っ暗です。
遅れ出したN島さんはマイペースで登るという事で3人で淡々と登ります。
ここでついに内股の筋肉が攣ってしまいました。でも攣りなれている僕は足の外側の筋肉を使って走る姿勢に変更。同じペースで走りながら内腿の筋肉の痙攣が落ち着くのを待ちます。

19時40分、セブンイレブン三水普光寺店到着。数分で軽量バイクN島さんも到着。水を買う時に店員のかわいい女の子と「朝千葉を出てこのまま直江津に行くんだよ」と話をしたらビックリしていた。誰に話してもビックリするから反応が面白い。普通は考えもしないもんね。

出発前に会社の人に話したら「罰ゲーム?」と言われた。さらに「罰ゲームでもヤダ!」とも言われた。そりゃそーだ。一般的な反応だよね。
去年単独で280km走った時に、本当に限界だと思って、それから半年は「もうやらない!」って思っていたけど、なぜか340km走りたくなってしまった。人間って1年で辛い記憶を忘れるようになっているのね。不思議。

それぞれのペースで又走り出します。ここからの登りが今回最大の厳しさでした。もう足が回りません。回らない・・・あれ?ハンガーノックか?やべ!走りながら最後のカロリーメイトを食べます。間に合うか。暫くするとなんとか足の回転が戻ってきた。ああ間に合った。

20時30分、コンビニで写真等撮りつつN島さんを待ちます。到着を待って出発!

今日は野尻湖の花火大会らしく、終わったあとの帰りの車で反対車線は渋滞しています。野尻湖を過ぎた辺りから下り出しました。
信号待ちでリーダーY沢さんに「もう妙高の登りは終わりましたか?」と聞くと「終わったよ」との答え。思わずN島さんと声を合わせて「バンザーイ!!」と両手を挙げて喜んでしまいました。イケメンI藤さんはノーリアクションでしたが・・・。

ココからは又ガンガン下ります。しかし暗いので、道路とコンクリの継ぎ目が隙間なのかコールタールなのか見分けがつきません。
ビビリな僕は念の為ジャンプして飛び越えます。I藤さんは継ぎ目に「ガリッ!」と一瞬ハマッりましたがスピードが出ていたお陰ではじき飛び出て来れました。後ろから見ていて怖かったよー!キシリウムを少し削ってしまいましたが、転倒せずにケガ無く良かった良かった。初めて行く人は気を付けてください。

豪快な下りを走り切ると新井市です。ここから更に20km!でももう平坦なので、ひたすらリーダーに着いて行きます。「ビール!餃子!ビール!餃子!」と歌いながら走ります。
途中手を振るGIROジャージの人が・・・あれ?草津越えのMr.Gだ!?大丈夫との事で先に進みます。
ジャスコ上越店が見えてきました。直江津はもうすぐです。いよいよ8号線を越えます。

ああ、着いたんだなあ・・。いやー直江津まで走っちゃったなぁ。走れるもんなんだなぁ。と、なんとも言えない満足感でイッパイです。

橋を渡って駅方面に折れると「ひろ坊餃子」が見えました。
22時30分、「おお!ツーリングレポートの写真でよく見た看板だっ!」感動!、と同時にゴールしました。

近くにいた酔っ払いのオイちゃんに記念写真を撮ってもらい、自転車を畳みます。

僕は高級興奮剤エクストラブースターを買ってしまって輪行袋を買えなかったのでダイソー自転車カバーでパッキングします。ガムテープと合わせて200円の超コスパフォです!

ひろ坊さんが好意で用意して下さったシャワーを浴びてサッパリ。いよいよビールと餃子なのだ!
I藤さんや、ちょっと遅れて到着したY岡さん、ワープして先に到着していたナイスジーN岡さん達みんなで乾杯して餃子に喰らいつきます。うまい!ニラレバも最高!焼きそばウマー!あーもう全部最高だ!今日はこのまま雑魚寝だし!
地震の影響で夜行「急行能登」が動いていない為、ひろ坊さんのご好意で翌朝まで雑魚寝を許して頂いたのでした。
いっぱい話して、イッパイ飲んで何時の間にか皆さん横になり出してます。では僕も隙を見つけて横になろう。

翌朝、皆の起き出す気配で起床。そのままひろ坊の親父さんにお礼を言って自転車抱えて駅へ。

6時出発のほくほく線で越後湯沢7時7分着。そこからガラガラの7時20分発新幹線で東京へ。8時40分着。総武線で稲毛到着9時50分。自転車組み立ててナイスジーN岡さんに「お疲れ様でした!」とご挨拶。自宅到着が10時10分。
自宅を出てから33時間の長い長い旅は、今までにない経験と、ものすごい充実感を残して、無事終わりとなりました。

本当に凄い、すばらしいイベントです。
僕のようなヘタレがゴールできたのはずっと先頭を引いてくれた鉄人Y沢さんと、ペースメイクしてくださったY岡隊長のおかげです。もっと沢山の人にこの感動を味わってもらえるように、来年は水先案内出来るような余裕のある足にしたいなぁ。

雨も降らず、天気も良く、事故も起きず、怪我も無く。このイベントを企画してくださったGIROスタッフの皆様。参加する事を許してくれた家族。仕事を引き継いでくれた上司、同僚の皆さん。僕が関わった全ての皆様に本当に感謝します。

そう思わせてくれる「愛」がこのイベントにはありました。

データ:
距離: 338.8km
AveSpeed: 23.3km/h
MAXSpeed: 58.0km/h
AveCad: 69
MAXCad: 109
乗車時間: 14時間32分
所要時間: 20時間30分      あー、楽しかった。 次は富士チャレ200kmだっ!