嘘みたいですが

会社からトラブルの電話


そんな一人で格闘中のお昼過ぎ12:24。
会社から電話。「むむ!休みに掛かってくるとはヤナ予感!」でも出ないわけにも行かないので。
予感的中。システムトラブルの電話。

足を止めてハァハァいいながら状況を確認する。
先日実地テストに導入したシステムでの障害らしい。
うそー!昨日まで何の問題も無く動作していたのに!

ちょっと意識ももうろうとしている状態で判断がにぶい。
開発協力会社の担当者等と連絡取りつつ、でも少しでも先に進みたいので、自転車乗りつつ、でまた電話掛かってきて対応を指示しつつ・・・


・・・これは夢かと思った。

一人で見知らぬ土地を走るという非日常にドップリ漬かっていた状況に、いきなり飛び込んできた日常、しかも緊急事案。
のどかな田園風景を眺めながらハァハァ言って、GIROジャージでヘルメットかぶって、会社に電話して何やってんだ俺。

おまけに雨もポツポツと降ってきた。


なんかもう更にガックリ。腹も減ってるし、眠いし。
応急対応指示までに一時間程度を要した。その間、少し走って、電話しての繰り返し。

道は更に登り続け、最後にはアップのみになってきた。
ダンシングでヘコヘコ登る。時速は7kmくらいしか出ない。

後で見ると「須賀尾峠」という立派な峠道だった。


ただのアプローチ区間のつもりでいたからダメージきつかった。
例えると奥多摩の松姫峠みたいな感じ。

峠を越えると「寒い!」ウィンブレ着込んで下りだす。
せっかく稼いだ高度をゴンゴンと下り涙目。

ブレーキも追いつかない坂を下りるとやっと145号線。長野原。


・・・・もーだめ。2時過ぎちゃった。
これでご飯食べて、きっと仮眠も必要で、とやってたら飯山に下るあたりで暗くなりそう。
時間も厳しいけど、脚がもう無い。
なによりモチベーションがガクーン・・・。