ツールド八ヶ岳58km
ふふふ。スゲー記録で走ってしまったのだ!
レース当日。
前日は23時に就寝して4時30分起床なので、丁度いいかな。
寝ている家族を置いて着替えをして車で出発。
家族と姉はホテルからのシャトルバスでアウトレットモールに行って一日買い物をエンジョイ予定。
一人で車に乗るとやっとレースに出る感じになります。
途中で朝食のパスタと水を購入し、28km離れたスタート地点に向かいます。
早朝は道もすいていてスイスイ。40分程で無事到着。
会場も近くなると屋根に自転車を積んだ車を一杯見かけるようになります。
屋根に自転車積んだ車って大好き。うれしいなぁ。
ギリギリで麓の総合グラウンドの駐車場に止めることが出来ました。
早速自転車を下ろして受付会場に行こうとすると「おおF川さん!」
毎年の上位常連のF川夫妻です。
知っている人に会うと嬉しいっすね。
受付会場では沖縄チャンピオンの高岡さんを見ました。
さすが外資証券会社勤務、四駆のポルシェでしたよ。車。
戻ってきて車の中でパスタを食べ、ウェアにゼッケンを付ける等、ゆっくり準備します。
F川さんのご友人の超軽量バイクを持たせてもらって感動等もします。
周り皆さんは車の横でローラー台グルグルですが、ローラーがない私は軽く走りにいきます。
回転上げながらコースを登っているとスキー場の駐車場から降りてきたヒデさんとすれ違いました。
そのまま一緒に降りてヒデさんはバスに荷物を預け、私も荷物を取りに行きます。
曇り気味だった天気もこの辺りから晴れ始めてきます。
バスに荷物を預けたのは8時30分ジャスト。
ここでテンチョに会い、ポラールの心拍ベルトをもらいました。
Mr.Gやチームの皆様ともスタート地点で合流。
もう昨日の高カロリー摂取三昧で完全に練習モードの私は写真をとりまくります。
「ええ、観光に来てます!」
周りのチタンバイクや高級パーツ等物色しつつ楽しいスタート前時間です。
思えばこの時が一番楽しかった・・・。
で、9時からチャンピオンがスタートし、6分程遅れて私たちもスタート。
いよいよ走り出しますが、もう本当に執着していないので適当なスピードに合わせて走ります。
ちなみに一昨年、練習も何もしていなかった時に富士ヒルクライムに出て1時間48分。
この冬は練習もしたし、キシリウムESも買ったし、いくらココ2週間全く練習できなかったにしても、一昨年よりは速くなっているよなー。
平均時速17km位で行ければ1時間40分位で走れるかなー、なんて甘っちょろく考えて、走り始めの斜面はその位のスピードで進みます。
途中写真なども走りながら撮り、沿道の地元の皆様にも愛想良くご挨拶し、「はー、いい天気ねー」と山の景色を楽しみながら走ります。
たぶん、10km位で後ろから大き目のロードノイズと「N条さん」の声。
F川旦那さんです。おお!MTBトップではないですか?
慌てて背中からカメラを取り出した時には既に30m程向こう。
片手で動画を取りつつ追いかけますが遠く離れていきます。
さすがねー、と思って走っていると又名前を呼ばれます。
おお、F川奥様!
早速カメラを取り出し動画を取ります。
すぐ撮れたので、近くで走る姿を追いかけられました。
(でも動画を見返すと「ハァハァ」いいながら女性を追いかけている映像なのでストーカーのようです(^^;
そんな感じで動画で自分撮り等もしながら景色も楽しみ、15km地点のスキー場に到着。
ココまでで1時間弱。まーこんなもんでしょ。まだ10kmあります。
梅干を食べます。しょっぱくておいシー。
ところがその後ゼンゼン脚が回らなくなります。
コンパクトドライブのインナーローなのに全く力が入りません。
息は全く苦しくないのに踏めないんです。
抜いた人には全て抜かれ、さらに抜かれ続けます。
自分が一番ビックリ!なんだこの脚!こんな脚の回らない事って初めてです。
「あと2km」の看板で時速5kmしか出ていません。
1時間40分近くも経過していて、「うえ!あと30分もかかるの?」と計算出来る
頭はあるのですが、とにかく脚が人の物のように動きません。
しかも左足の腿の外側と右足のハムストリングスが攣る寸前祭りです。
下ってくるテンチョやヒデさんとすれ違います。哀しいー!
そんな後ろからまた名前を呼ぶ声。Mr.Gでした。
「専属カメラマンなので待ってましたよ。」なんて負け惜しみを言いつつ動画はチャンと撮りました。
「あそこゴールですよね」「たぶんそうですね、もういい加減にしてもらわないと」等と近くを走る人とレース中とは思えない会話をしつつ
・・・で、やっとのゴールは約2時間!
(もー分数なんて見ていない)。
ゴール後とりあえず近くの人に写真を撮ってもらいました。
で、倒れこんで「ダメダー!」と、同じくらいにゴールした人と嘆きあいました。
なんだこのタイム!
全く走っていない人と同じくらいのレベルだねー。
練習もして、機材にも投資して圧倒的に遅くなるって、ある意味スゲー俺!
打ちひしがれつつ、攣りが収まるのを待って着替えて下山します。
暖かくて下りは楽しかったなぁ。
トン汁食べて、ヒデさん達に電話しましたが繋がらなかったのでそのまま車に戻り、ホテルまで行って皆の荷物をピックアップして家族が待っているアウトレット到着は14時30分。
軽井沢で姉を見送って軽井沢を出たのが15時30分。
関越経由で千葉に戻ったのは7時30分。
買い物して自宅に帰ったのは8時30分。
ご飯食べて、10時過ぎには寝ました。
あー、もー、なんだコリャ!
・・・皆様、ねこさん達の草津終わったら飲み会します。「くだ」をまかせてください(泣)